心のベクトル

何か行動を起こすとき、
自分の「心のベクトル」がどこに向いているのかをチェックするようにしています。
ある人を助けたい…と思っても、その思いの動機はどこにあるのか？

【心のベクトルが“自分”に向いている時】
「人を助けることで、自分が良い人であることを証明したい」「認めてほしい」
そんな動機が潜んでいるなら、心のベクトルは“自分”に向いていると言えます。
もし相手が期待に応えてくれない時に怒りや失望・極度の落ち込みを味わうので、
「怒り」がサインとも言えます。

この動機を自分のうちに発見した時には、行動することを止めます。
すでに行動し始めてしまったことであれば、中断するのには勇気がいりますが（<_<）

【心のベクトルが“相手”に向いている時】
「相手が感謝してくれようがくれまいが、その人にとって良いことならば勇気をもって実行する」
心のベクトルが「相手」にある時は、相手が期待通りの感謝を返してくれなくても満足している自分がいます。

常に相手にベクトルが向いた人生をおくれたなら、すばらしい幸せな人生でしょう。
でもでも、なかなかそうはいきませんね。。

やっぱり、自分を喜ばせたいし、人にほめてほしい。認めてほしい。

【心のベクトルが天に向いている時】

「こんな不純で自分勝手な動機で常々行動する私を赦してください」と天を仰ぐ時に、
相手にとっても自分にとっても最善の選択・動機が天から注がれるものなのかもしれませんね。

朝、聖書を読みながらそんなことを考えました。
健全な動機で、今日１日を過ごせますように。